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2017年07月号 vol.5

GREAT PEOPLE from KAWACHI vol.1 真木聡志(FIELD is the LIMIT代表)【前編】

2017年06月28日 21:14 by shigeyuki


「人も自然も『みんなを元気にする有機農業』を未来へつなぐ。」

そんな想いを持って長野県佐久市で有機農業に取り組む農業法人「FIELD is the LIMIT」の代表・真木聡志さん。

実は真木さんは河内町十里地区の出身。現在長野で大注目の若手農業経営者だ。

そこで今回は青年部のライター青木が、真木さんがいる長野県佐久市へと取材に向かった。


 


佐久市。古くは中山道の宿場町として栄え、現在は中小企業庁の「新・がんばる商店街77選」にも選ばれている岩村田本町商店街が、地域活性の先進モデルとしても有名なところだ。

また、ここは古くから田んぼで鯉の養殖が行われており、鯉を販売するお店が今でも商店街に残っていた。

かと思えば若者が開いたチャレンジショップもいくつか目に付き、「古き良き」と「新しい」がミックスしながら新陳代謝を繰り返そうとしている街だと思った。

 

 

 

 ランチで立ち寄ったカフェ「カザリブレ」は今年4月にオープンしたばかり。主にパラグアイを中心とした南米料理が気軽に楽しめるお店。ビーフカツサンドがとても美味しかった。 【南米カフェ Casa Libre】 http://casalibre.amebaownd.com/


真木さんのファームは、街の中心から車で10分ほど離れた高台にあった。24年振りに会う真木さん(私・青木は真木さんと高校も同じである)は、意外にも髭を伸ばしていた。

挨拶をしてからお土産の「河内素敵あられ」を手渡し、早速インタビューに入る。 

(青木;以下A)真木さんがこちらで農業を始めた経緯について教えて下さい。

(真木;以下M)はじめは嬬恋のほうにいて、夏は住み込みでキャベツの収穫アルバイトをしていて、冬になるとスキー場でスノーボードのインストラクターをやって。あとは北軽井沢で有機農業をやってるトコで有機農業にも触れたりして。

(A)佐久で農業を始めたきっかけは?

(M)こっち(佐久)にだんだん農業生産法人ができてきたのでそこに就職しました。最初の会社で1年、その次の会社で2年働いているうちにある程度人脈もできて畑を借りられる人も見つかり、やっと自分で始めたって感じですね。

(A)もう、昔から農業でいこうって決めてたんですか?

(M)そう。高校卒業してから日大の農学部に進んでね。

(A)あの頃(約24年前)農業やるって、今でこそ農業って脚光浴びてますけど、あの頃の農業って、世の中的には「え?あなた、なぜ農業?」みたいな真逆の方向じゃなかったですか?

(M)そうだね、そういう感じはあったね(笑)みんないい大学行って、いい会社入って、みたいな時代だったからね。

(A)でも、そこは農業で全然ブレなかったんですか?

(M)ブレないというか、 僕ね、中学生の頃から役場の近くの山宗さん、あそこ昔花屋さんだったでしょ?僕、あそこの常連だったんですよ(笑)。

(A)え?マジっすか?(笑)

(M)そうそう。で、あそこで花とか観葉植物を買って、自分の家の庭で増やしてみたり。そういう遊びをしてたんですよ。で、高校の時も毎日あそこに寄って店の人と喋って、肥料とかの話をして(笑)

(A)マジすか!?(笑)

(M)そういう遊びをしてたんだよね。それが面白かった。

(A)えー。それ初めて聞いた(笑)。オレの同級生で森下(通称ミスター)いるじゃないですか?アイツと真木さんって、中学の時テニスでペア組んでましたよね?

(M)あーミスターね!組んでた組んでた!

(A)オレ、アイツからもそんな話、一回も聞いたことないですよ(笑)

(M)ははは。生物とか植物が好きだったんだよね。だから、藤代高校って生物なかったじゃん?だから僕ね、物理の授業の時にずっと一人で生物の勉強してた(笑)。だから物理のテスト5点とかね(笑)。

 

 


(A)へぇー(笑)。ちなみに、今作ってる野菜でメインは何ですか?

(M)今は柱が3本あって、スナップエンドウとズッキーニとイタリアンミニトマトだね。

(A)へぇー。ズッキーニって、日本の家庭ではまだまだそんなに浸透してないんじゃないですか?

(M)そうでもないよ。ウチが作ってるズッキーニは主に一般家庭向けに出てて。生協さんとか個人向け宅配とかね。逆に農協さんに出してるモノはスーパーさんとかに行く。

(A)個人宅配って、例えばパルシステムとか?

(M)そうそう!岩槻にセンターがあってね、そこに出てるズッキーニの約7割はウチとあともう一人知り合いでほとんどって感じで。

(A)えー!じゃボクがもし宅配を頼んだら、真木さんのズッキーニが来る確率めっちゃ高いですね!

(M)そうだね(笑)そうなるよね。

(A)あの、農業で食べていくのって、人によって「厳しいよ」って言う人もいれば「儲かる」って言う人もいて両極端な印象なんですけど、実際のところどうなんですか?

(M)実際、両極端で合ってると思うよ。うまく販売なんかが繋がれば稼げるチャンスはあるし、逆にどれだけ技術があっていいモノを作ってても、農協だけでは値段には結びついてこないところもあるしね。

(A)今って若い人でも結構「農業やりたい!」って子が多くなってきてるじゃないですか?真木さんのところにもそういう問い合わせ来ると思うんですけど、真木さんから見て、今の若い世代の子ってどんな風に見えてますか?

(M)なんか両極端だよね。農業が好きで、環境問題にも関心や疑問を持って、「自分が何かしなきゃ!」って意識で来る人もいるし、逆に何もやりたいことがなくて、やりたいこともわからなくてウチに来るってパターンもあるしね。大体3対7ぐらいかな。やる気あるほうが3って感じかな。

 

<後編へ続く>


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